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エントロピーのめがね (NEW SCIENCE AGE) ![]() 価格: 1,050円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 おそらく一番やさしいエントロピー入門書と思いますが、それだけではありません。 「...これは、ただの科学用語ではない。もともとは物理学あるいは化学の用語であるから、人間性から独立した客観的なものとしてエントロピーは考え出されたものであるが、実はその奥に深く人間性を含んだものであった。」 このはしがきの言葉通り、文の随所に著者の人間性がにじみ出ています。物理の本でありながら、どことなく暖かみを感じます。本書中の挿絵は著者の戸田博士ご自身の手によるものだそうですが、この絵がまた味わい深く、私はたいへん気に入っています。 本書の性格上仕方ないことなのですが、本格的にエントロピーを |
日本を襲ったスペイン・インフルエンザ―人類とウイルスの第一次世界戦争 ![]() 価格: 4,410円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 私事で恐縮だが、約20年前の学生時代、著者の講義を2年間聞かせていただいた。歴史人口学という、一般にはなじみの薄いジャンルでありながら、その講義は非常に興味深くほぼ全会講義に出席していたことを記憶している。 その第一人者の方が、おそらくライフワークとして渾身の力をふりしぼってこの一冊を執筆されたのだろう。歴史家としての使命感が、ページのそこここに感じられる。 私ごとき素人が言うまでも無く、歴史に学ばない者は容易に敗北してしまうことであろう。新型インフルエンザについても、然りである。 |
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親子であそぶたのしいきりがみ ![]() 価格: 1,155円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 切り紙として紹介されている数は少ないのですが 四季折々にあわせた切り紙が紹介されているだけでなく 歳時記カレンダーやそれぞれのイベントの説明があり 一年間子供と楽しめそうです。 (大人にはちょっと物足りないかも) 全てに仮名が振ってあり子どもが一人で遊ぶのにもよさそうです。 とても良い本だと思うのですが、私個人としては もう少しボリュームが欲しかったので★一つマイナス。 |
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黒い春 ![]() 価格: 1,890円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 黒手病という未知の病。なすすべもなく発症し、命を絶つ犠牲者。 なぜ、黒手病が突然発生し、人に感染したのか。 それに立ち向かう3人の解明チームがなぞを少しずつ解明していく。 この物語は、言いようのない不安と、発症メカニズムが あっという間に読みました。 あの鈴木光司さんの「リング」のような、忍び寄る恐怖を感じました。 |
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