アマゾン書店の通販比較口コミ



聖なる予言実践ガイド
価格: 1,470円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2
今、自分は楽しいのか、嬉しいのか、忙しくて、振り替える作業もできない。。
そんなときに、客観的になる時間がもてる本です。

この本を読むだけで、自分の中の価値観を確かめ、時には、つらい気持ちになるかもしれませんが、もう一度、人生を振り返って、勇気を出す気持ちになれます。

情念論 (岩波文庫)
価格: 693円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1
いわゆる新訳です。多分、他の翻訳本と比べてもこっちの岩波版のほうが段違いに
読みやすくなっていると思います。訳者の谷川多佳子さんの努力に多謝。訳注も解
説もわかりやすいですし。
デカルトの死の三ヶ月前に出版されたこの本が扱ってる内容は、大きく2つ点に集
約されます。1つは心身二元論にもとづき人間の感情、情念について生理的な基礎
付けをおこなおうとすることと、もうひとつはその基礎付けたところから帰結する
ストア哲学にも通じる道徳論を語ること、にあります。ちなみに評判の悪い心身二
元論も、ストア哲学的な道徳論とい
ヨーロッパの100年(下) 何が起き、何が起きなかったのか
価格: 2,520円 レビュー評価: レビュー数:
サテュリコン―古代ローマの諷刺小説 (岩波文庫)
価格: 903円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1
著者は「クォ・ヴァディス」に古代の美意識の体現者として登場するペトロニウス。
「クォ・ヴァディス」作中では優雅・高貴・洗練・有能といった近代的な貴族意識の権化として描写されていましたが、この本を読むと、本当のペトロニウスはちょっと違うぞ。
なんていうか、もっとぶっちゃけた感じで。
これがアルカイックな、古代の美意識ってやつ?
人と人の殺し合いを娯楽として楽しみ、さらにそこに人間性や美意識を感じていた時代ですから、「高雅」の基準も今とは違う。エロあり、グロあり。

諷刺小説だから、当時の風俗が誇張されて書かれているはずで。
どこがどこ程度誇張されているのがわから

ブラジルを知るための56章 (エリア・スタディーズ)
価格: 2,100円 レビュー評価: レビュー数:
真の独立への道―ヒンド・スワラージ (岩波文庫)
価格: 588円 レビュー評価:4.5 レビュー数:7
「インド独立の父」ガンディーが1910年に著した著作。編集者(ガンディー)と読者(急進派の若者)との対話という形式で西欧文明を批判すると同時に、インドの真の独立の在り方について議論する。

ガンディーの批判は、西欧の近代文明に囚われ、その価値観、言説体系を自ら内面化してしまっているインド人自身に向けられる。そのような状態を克服するにはインドは魂の力(サチャーグラハ)に目覚めることが肝要であるという。ガンディーに言わせれば、オーストリアからの独立を勝ち取ったイタリアや、西欧型近代国家建設に成功し国威を発揚させつつあった日本は模範にはなりえない。西欧文明に適応する形で主権
イギリスを知るための65章 エリア・スタディーズ
価格: 2,100円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4
 ロンドンでのお稽古事情や賭け事、男性のファッションやパブリックスクールよもやま話など、イングランドについての雑学を詳しく知れる本です。テーマは様々ですが、どれも面白いです。ただ、歴史に関してはごちゃごちゃと詰め込んで急ぎ足で終わった感じで、不完全燃焼でした。社会制度や文化についてなどの記述には長けた筆者なのに、残念。
完訳 カンタベリー物語〈中〉 (岩波文庫)
価格: 840円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1
5度結婚したバースの女房の話、ひたすら忍耐する女性の美徳を語る学僧の
物語、チョーサーの語る「メリベウスの物語」など13話を収録。
男女の関係ひとつとっても、「従順な妻」「妻は自分の意志を通したい」な
ど当時からさまざまな考えがあったことがわかり、おもしろい。
バースの女房の話に挿入されている話はアーサー王物語のガウェイン卿の結婚

の話にそっくりである。
註もくわしくつけられていて、学習にも有用。
「メリベウスの物語」では戦争や復讐について、ソロモンを中心に引用しな
がらさまざまな教訓が説かれており、現代に通じる内容でありぜひ今英米人
に読

読むことの力 (講談社選書メチエ)
価格: 1,890円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1
 東大での講義をそのまま本にしたものなんだけど、
話し言葉で書いてあるので、講師が語りかけてきて
本当に授業を受けている気分になる。
(林 望さんの章を読んでいて、本当に声を出してしまったのは私だけではないはず。)

 こんな授業を学生時代に受けていたら、研究者になる道を選んだかも。

幕末に歌われた美人図をフランスから発掘する件には興奮&感動。
本を読む力というより、本を研究する面白さを教えてくれる。
刺激的な内容に挑発されて”春本”を、”詩”を、”写真集”を読んでみたくなる(写真集とは、このように読むものなのかー。)

 様々な分野の講師が出筆している

レクリエーション―社会参加を促す治療的レクリエーション
価格: 3,360円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1
 本書は、
1.レクリエーションの基本理念
2.治療的レクリエーションの技法
3.種目別にみたレクリエーション活動
4.疾患・障害別にみた治療的レクリエーション活動
5.施設別にみたレクリエーション活動
6.レクリエーション関連情報 から構成されている。

 目次を見て分かるように、レクリエーションを捉えるテキストのコンセプトはなかなか良いと思います。ただ、contributorsの数が多すぎて、全体の解説にまとまりが乏しいし、著者によっては「なんなのこの書き方はっ」と怒りたくなる内容もあります。

 突っ込んだことを言うと、「治療的レクリエーション」

NASAアポロ疑惑の超真相 人類史上最大の詐欺に挑む (5次元文庫)
価格: 800円 レビュー評価:4.0 レビュー数:4
本書に登場する研究者たちのお名前を拝見した時点で、バラバラな意見が出ることがあらかじめ予想できる印象を持っていたので期待はあまりしないで手に取りましたが、こういう内容なら、難しいとは思いますが、全員の座談会形式で議論を戦わせたほうが良かったように思いました。

単に意見が対立するというのではなく、一方が他方の見解の誤りを明白に指摘しているにも関わらず、同じ本の中に登場して交わらないもどかしさを感じました。

また、それぞれの人が客観的に専門的な立場で、相手の偏った見方を指摘していながら、自分自身も特定の分野ではビリーバー(盲信者)になっていると
ブッデンブローク家の人びと 上 (岩波文庫 赤 433-1)
価格: 798円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4
 二十世紀の文豪トーマス・マンが弱冠二十六歳のときに書き上げたこの処女長編を、トーマス・マン・マニアの小説家北杜夫氏は「わが最上の小説」と評した。ドイツ本国でもこの作品が最も人気が高く、自分はこれしか書かなかった方がよかったかも知れないと後年マンは茶化している(ちなみにアメリカでは『魔の山』、フランスでは『ドクトル・ファウストゥス』が一番人気だそうである)。兄のハインリヒ・マン曰く「この作品を書き上げて以後、弟が人生に悩む姿を私は見たことがなかった」その後のトーマス・マンの巨大な業績にかすんでしまいがちだが、読みやすさ、面白さという点ではマンの最高傑作と言ってもいいのではないだろうか。
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